【昭和のガチャガチャ】このパッケージ、なんだか見覚えがあるような……懐かしいデザインは必見。

  • 2023.02.21

昭和の子供たちにとって、放課後の遊び場所は駄菓子屋。目的は10円から買えるお菓子と、店先に置かれているカプセルトイの販売機、通称「ガチャガチャ」だ。そのガチャガチャのなかでも、異彩を放っていたのが「コスモス」である。

コスモスの特徴は、“似ているけど、何かが違う”というところ。例えば、「ダンガム」「ブタニクマン」、そして「なめるなよ」など。子供たちに人気が出たアイテムがあれば、それを似せて素早く商品化するというスピード感から、瞬く間にシェアを拡大していった。

そこで日本一のコスモスコレクターであるワッキー貝山氏のコレクションの中からお馴染みのデザインに童心が蘇るパッケージガチャガチャを紹介してもらった。

ワッキー貝山|1970年宮城県生まれ。タレント、役者として地元・仙台を中心に活躍。小2からガチャガチャにハマり、現在10万個以上のグッズを所蔵している

1.缶ジュースキーホルダー

ミニチュアの缶ジュースはなんともファンシー。水玉模様のカルピスソーダは実にポップだ。振るとなぜかコロコロと音がした。

2.カップラーメンキーホルダー

フタを開けると麺型の消しゴムが入っていた。コインを3枚程入れられるものも。「らうめん工房」はコスモスオリジナル商品。

3L.L.ヌードルロボ

カップめんが変形ロボットに変形。手や足など出した後、最後にフタから顔がひょっこり。なんとも愛敬がある。

(出典/別冊Lightning Vol.21880年代モノ アーカイブス」