デウス浅草は都会の喧騒を離れた東京のバイクオアシスだ。

原宿から拠点を浅草に移したデウス エクス マキナ。東京の最先端のファッションエリアで独自の世界観を打ち出し、原宿のアイコンとなった前店舗とは対照的なエリアに誕生した浅草店は、ゆったりとした空間でショッピングやコーヒータイムを楽しめるバイク乗りのオアシスのようなスポットに生まれ変わった。

ショッピングやカフェ利用も可能なデウス浅草。

スカイツリーからすぐそばの東京ミズマチのロケーションは、都会の雑踏から離れ、隅田川が流れる閑静なエリア。バイクで訪れてゆっくりとコーヒータイムを楽しむにはぴったりの場所だ。写真手前の木の壁がバイク乗りにはお約束の映えスポット

サーフィンやモーターサイクルなど、様々なストリートカルチャーを独自の解釈で融合し、ファッションやアートというフィルターを通して世界観を発信するデウスエクス マキナ。原宿にあったフラッグシップショップのクローズは東京のファッションシーンの一つのニュースだが、バイクで訪れるにはやや窮屈だった原宿から移店した東京ミズマチエリアのショップはバイク乗りにとっては訪れやすく、ツーリングの休憩スポットとして、最適な空間となった。

テーブルがガラスに面して設置されているので愛車を眺めながら食事を楽しむことができる。壁には様々なアーティストコラボしたデウスオリジナルのアートが飾られている

フロアのショップ内にアパレルスペース、カフェスペース、アートギャラリーを織り交ぜ仕切りのないオープンな空間でデウスの世界観を満喫できる。駐輪スペースも拡大され、ガラス越しに愛車を眺めながら食事を楽しめるテーブル席も用意されている。そこでは、初対面のバイク乗り同士のコミュニケーションが自然に発生することも多く、オフラインのコミュニティが誕生する場になっているようだ。それこそ、カルチャーのクロスオーバーをバックボーンに持つデウスらしい空間と言えるだろう。バイクなどの趣味を通して人と人が繋がり、新たなカルチャーに触れられる場所なのだ。

写真のヘルメットは非売品だが、タイミング次第ではヴィンテージにオリジナルのカスタムを加えたモデルが販売されることもある
LOGO ARTコレクションとして展開される、クラシックトラッカーメッシュキャップ。レトロでアメリカンな雰囲気が◎。4400円
スクランブラースタイルによく似合う、100%ナッパレザーを使用した国産グローブ。愛車のカラーに合わせて選びたい。1万5730円
マグカップやグラスなど、自宅で使えるデウス浅草店限定のテーブルウエアも展開。タンブラーはツーリングで自慢できるアイテムだ

グローブやウエアなど、オールシーズンバイクギアの展開もあり、ショッピングを楽しみながらゆったりとした時間を感じられる場所。東京ツーリングの休憩に、都会の喧騒を離れた浅草店でデウスの世界観を堪能してほしい。

デウスを訪れたらグルメもお忘れなく!

海外からの来店者にも好評の名物BBQプルドポークは、柔らかく煮込んだ豚肩ロースと自家製BBQソース、マヨネーズをミックスした食べ応えのあるサンドウィッチ。1300円。

東京店限定メニューの抹茶ミントレモネード。抹茶のほのかな甘味とレモネードの酸味が混ざり合うドリンク。750円

カフェスペースは開放的なオープンキッチン。カウンター席の仕切りを木枠とガラスで作るなど細部のデザインまで抜かりなし。スタッフとバイク談義をするのもアリだ。

【問い合わせ】
Deus Ex Machina Asakusa
デウス エクス マキナ
TEL03-6284-1749
https://shop.jp.deuscustoms.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Ligthning 2021年8月号Vol.328」)