ライトニング編集長のイチ押し!座ったら動きたくなくなるハンモック。

ライトニング編集長の松島です。10年以上、自宅に私の布団はありません。家族で唯一、寝室もありません。私の寝床はリビングのソファ。いろいろ事情があって、ずっとそんなスタイルでしたが、最近、リビングに私の寝床ができました。それがトイモック。リーズナブルで超オススメですが、心の強さが試されます。

こんな俺の身体もしっかり包み込んでくれるんだよ〜

私の生まれ育った家庭では、テレビのチャンネル争いで、凄惨な兄弟喧嘩が行われ、誰かが泣き出して、親がテレビ禁止令を発令するまで、この闘争は終わることがなかった。

それでも、翌日になればまた、この闘争は繰り返された。終わりなき闘い……。末っ子だった俺は常に不利な状況。口喧嘩までは対応できても、本格的な武力闘争になると勝ち目は薄い。兄と姉が同盟を組んで、歌番組を主張するときは、早々に敗北である。これが昭和の典型的な家庭だったはずだ。

令和の家庭は違う。

テレビでは闘わない。最大の理由は、テレビ以外に魅力的なものが増えてしまったから。最近の我が家。2人の息子たちが成長して、喧嘩もなくなった。

しかし、空からコカ・コーラの瓶が降ってきて、突如平和な村に争いが絶えなくなった映画『ブッシュマン』のように、この快適なトイモックのハンモックを私が持ち帰ったことで、紛争が絶えなくなってしまった。一度、そのポジションを確保したなら、もう動きたくなくなるのは誰だって同じだ。

「そろそろ代われ!」

「さっき代わったばかりだろ!」

「ちょっとは働け!」

自制心無き者がこのトイモックを手に入れたなら、完全に堕落する。なぜなら人類にとって、あまりにも快適過ぎるのだ。

TOYMOCK LASIC 2TYPE HAMMOCK コヨーテ

  • サイズ:使用時約W2600×D800×H750 ㎜、収納時約W1100×D180×H140 ㎜
  • 重量:約11㎏
  • 静止耐荷重:100 ㎏
  • 価格:1 万7600 円

ハンモックモードとチェアモードで利用することができる。

フレームの角度を変えれば、チェアモード、モックモードの切り替え可能。モックモードなら、張り具合の調節もできる。道具も使わずに簡単手作業。トランスフォームは1分程度。

フレーム調整以外にもハンギングパーツでさらに高さや張り具合を微調整可能。回転式のフックなのでスムーズに揺れてくれます。理想を言えば、揺らし係がいたら完璧だぜ。

生地はコットン100%。多数のロープを編んで吊るしているので頑丈。耐荷重は100キロだから、97キロの松島親方でも安心(けっこうギリギリだけど問題なし)。揺らしても静かなのよ。

組立時間は3分未満道具もいらない! フレームと、2種類のハンモックがスッポリ収まるキャリーバッグ付き。天気のいい日はアウトドアに持ち出して、木陰でのんびりなんてのもいいよね。早くも2020年最高の買い物かもしれん。

アウトドアにも持って行けるよ〜

【問い合わせ】
カリフォルニア工務店
TEL03-6459-5071
http://www.cal-co.jp

(出典/「Lightning 2020年9月号 Vol.317」)

この記事を書いた人
松島親方
この記事を書いた人

松島親方

買い物番長

『Lightning』,『2nd』,『CLUTCH Magazine』男性スタイル&カルチャー誌の統括編集長。ロンドンのセレクトショップ「CLUTCH CAFE」のプロデューサーも務める。 物欲を満たすためには海をも越え、全地球規模で買い物を楽しんでいる。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

Pick Up おすすめ記事

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...