生誕60周年を迎えた初代マスコット「ミスタージャイアンツ」がソフビフィギュアでカムバック!

雑誌『昭和40年男』の読者世代はもれなく野球好きだった、はずだ。子どもの頃は公園でキャッチボールしても怒られない時代だったし、空き地で野球をしたり(『サザエさん』のカツオと中島みたいに)、お父さんのチャンネル権に屈しながらもなんだかんだ一緒になってテレビ中継を観てたり、気合いを入れてその世界に足を突っ込もうと思わなくても、「野球は楽しいぞ」という見せ球があちこちに放られていた。そんな僕らが最初にプロ野球に触れたのは、巨人V9の後半ぐらいの頃だったと思う。ほぼ全試合がテレビで全国中継されていたので、最初に知ったプロ野球のチームは巨人という人も多数だろう。チームの指揮をとっていたのは川上監督で、長嶋選手の華麗なグラブさばきや、王選手の高く舞い上がるホームランは、もっとも遠いプロ野球の記憶のなかのハイライトだ。

初代マスコット「ミスタージャイアンツ」の記憶

洋画家の相澤光朗が描いた 「ミスタージャイアンツ」は、 1965年から79年のシーズンまで親しまれた

スター選手の活躍とともに記憶に残っているのが、球団マスコットの「ミスタージャイアンツ」。近年のマスコットキャラクターのように着ぐるみになって飛んだり跳ねたりしていたわけではないけれど、その愛らしい姿は生活に身近なところでよく目にしていた。お菓子や飲料のパッケージや広告キャラクターになっていたり、お弁当箱や文房具、玩具、スクールバッグなどいろんなグッズがあったし、YGマークの野球帽のタグには球団公認の証としてその顔がプリントされていた。眉毛が長嶋選手、目は王選手、おなかは川上監督のそれをイメージしたということは知らなかったけど、巨人の、という以上にたくましい男の子の象徴のように見えたミスタージャイアンツくん。キミの姿を見ると、底抜けにヤンチャだった子どもの頃を思い出して、ちょっと胸が熱くなるよ。

ミスタージャイアンツ ソフビフィギュア
・サイズ:全高約25cm
・素材:PVC、PU(本体)天然木(バット&台座)ステンレス(ビス)
・価格:(¥)22,000円
・発売元:株式会社トゥーヴァージンズ
※ 本商品は受注販売商品となります。
※ 数量限定のため、上限に達し次第販売終了となります。
※ お届けは2025年5月中旬頃から順次発送を予定しています。

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1965年生まれの男たちのバイブル

『昭和40年男』は、昭和40年(~41年3月)生まれの男性のための情報誌。誌面では同年齢の活躍を紹介したり、そろそろ気になってくる健康面をサポートする記事の他、かつて夢中になったあれこれを掘り下げる記事を多数掲載!「故きを温ね新しきを知る」──本誌は、昭和40年生まれのための温故知新を提供できる存在になるべく、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」を「明日を生きる活力」に変えることを命題に誌面づくりに奮闘中!!
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