【Aぇ! Group】1st アルバム「D.N.A」発売記念5大都市タワーをメンバーカラーに染める点灯式&インタビューレポ

正門良親(まさかど・よしのり)、末澤誠也(すえざわ・せいや)、草間リチャード敬太(くさま・りちゃーど・けいた)、小島 健(こじま・けん)、佐野晶哉(さの・まさや)の5人からなるアイドルグループ・A! groupが、結成日でもあり1stアルバム『D.N.A』発売日でもある218日に、“タワージャック”を開催。喜びいっぱいのアニバーサリーデイの模様をレポート&アルバムと228日から始まるアリーナツアーへの意気込みを語るインタビューをお届けします!

東京タワーを始め、全国5タワーが“メンバーカラー”で点灯し、日本ジャック大成功!

東京タワーが真向かいのイベントスペースで行われたのは、東京タワーを始めとする、全国5ヵ所のタワーをメンバーカラーで染める企画“タワージャック”。これは、アルバムのリードトラック「Hello」のミュージックビデオに登場する“隠れA”にちなみ、今年1月上旬よりA! group公式Xにてファンから募集した「#Aぇに見える説」キャンペーンの集大成となる企画。

ドーム型の小さなライトに手をかざし、「1098…」とカウントダウン。ゼロになると、メンバーの背後の窓から見える東京タワーが、上から、赤(末澤)・黄色(リチャード)・青(正門)・紫(小島)・緑(佐野)のメンバーカラーに点灯。これには、メンバー5人全員が「点灯しましたー!」「やったね!」「ヒキで見たい」「すごいな、この景色」と大興奮。

続いて、各地のタワーの点灯をリモートでチェック。さっぽろテレビ塔、福岡タワーは東京タワーと同じくメンバーカラーの5色が同時にライトアップし、中部電力MIRAI TOWER、神戸ポートタワーは赤緑の順で点灯した。これを目の当たりにし、「日本ジャック大成功っていうことですか?」とさらにテンションアップ。記念日に自分たち色のタワーが各地で輝いたことを目をキラキラ輝かせながら喜んだ。

点灯式の後の質疑応答では、東京タワー、さっぽろテレビ塔、福岡タワーを染め上げたメンバーが、司会者から順番の意味を問われると、「態度がデカイ順?」「年齢順?」「身長順?」など、考察が飛ぶ。そんなワイワイとしたムードのまま、会見の質問は発売されたばかりのアルバムやこれから開催となるツアーについてと進んでいく。

細胞レベルでA! groupに恋をしてもらえるチャレンジが詰まったアルバムです!

ここからは、進行担当の司会者及び集まった報道陣からの会見インタビューの模様をお届け。グループ結成日と1stアルバム『D.N.A.』の発売日が重なったアニバーサリーデイということもあり、超ゴキゲンのメンバーたち。ツッコミ合いやジョークが飛び交う楽しいトークとなった。

──『D.N.A.』はどんなアルバムでしょうか。

リチャード「タイトル通り、A! groupのことが細胞レベルで遺伝子レベルで大好きになれるような作品ですね! これを聴くだけで『A! groupってこんなに楽曲の幅が広いんや』って分かってもらえるような、バラエティ豊かな曲が詰まっています」

佐野「いい意味でバラッバラな、いい意味で統一感のない、ぐちゃぐちゃな…A! groupにしか歌えへん曲が入っています。どの曲にも喜怒哀楽があって。朝昼晩、皆さんの生活のなかでいろんなタイミングで聴きたい曲が詰まっています。リチャくんの言葉そのままですけど、DNAレベルで、細胞レベルで僕たちに恋をしていただけたらうれしいです」

正門「今までのA! groupがやってきたこと、これから見たい景色が詰まってます。それに、『A! groupってこんなこともするの?』っていうサプライズもあるので、名刺代わりにぴったりな名盤です」

末澤「いろんなジャンルの楽曲が詰め込まれた1stアルバムで、僕たちの思いが詰まっています」

佐野「あと、僕は、『A You Ready?』という曲を作詞作曲して、メンバーのボーカルレコーディングのディレクションもさせてもらいました。それがこのアルバムでの僕の一番大事な思い出です。でも、レコーディングのとき、小島くんがほんまに歌詞を覚えてこなくて……」

小島「なんで今、その話をするん? こんなめでたい日に!(笑)」

佐野「そういえば昨日、カラオケに行った友だちがこの曲を歌ってくれて。“作詞作曲・佐野晶哉”っていう画面に映った写真を送ってくれたんですよ。これからは印税生活か~って思ってうれしかったです!」

末澤「お~い! いやらしいな~(笑)」

小島「カラオケに入っているということなので、ライブに向けてカラオケで練習したいと思います」

全員「まだ覚えてへんのかい!」

小島「歌詞を覚える覚えへんとかそんなんじゃなく、一曲一曲、心で歌いましたので」

正門「覚えてきて!」

佐野「覚えてから、歌って!」

自分から街の人に「俺、リチャだけど!」って声をかけてもOKなぐらい知名度を上げたい!

──『D.N.A』を提げてのアリーナツアー、どんな内容になりそうですか?

末澤「今までは先輩たちの楽曲をお借りしてのライブだったんですけど、リハーサルをしていても、全部自分たちの曲で構成する新鮮さがあります。僕ら、今年でデビュー2年目に突入しますし、今までと違った新たなA! groupを見せられるように試行錯誤しながらやっています。これまで、あまりやってこなかったような演出もあるので。初めて僕らのライブに来てくださる方も、今まで来てくれた方も、すごく楽しんでいただけると思います!」

正門「歴代の先輩方が皆さんがやってきた演出、僕らだけやってこなかったことにも挑戦するんですけど……怖いわ〜」

末澤「初挑戦な」」

小島「俺とまっさん(正門)、ワンチャン、ケガする可能性あるな」

正門「あるよな」

末澤「そこはしっかり練習をしていただいて」

佐野「俺だけ経験者やけど、意外と簡単やから大丈夫! いけるいける!」

──5月でCDデビュー1年を迎えますが、この1年で変わったこと、2年目に向けて挑戦したいことを教えてください。

小島「関西からやって来た僕らが持っている『かましてやるぞ!』という雑草魂は変わってないんですけどね。2年目もそんな初心を持ったまま、攻めの姿勢で変化していきたいと思います」

正門「応援してくれるみなさんが目に見えて増えたと感じるのは心強い変化やなと思います。挑戦したいことは三味線! 僕、マーティー・フリードマンさんが大好きで。マーティーさんが弾いてるのを見て、やってみたいなと思いました」

佐野「俺、三味線2本持ってるから、青かピンクのどっちかあげるわ」

正門「さっそく目標が叶った(笑)。せっかくだからメンバーカラーの青で!」

佐野「じゃ、ピンクで!(笑)」

末澤「変わったことは、自分たちが見てた番組に出させていただく機会が増えたこと。歌番組で自分たちの曲を歌わせていただけるとデビューしたことを実感しますね。挑戦したいのは、お芝居に力を入れて頑張っていくことです」

リチャード「僕、普段から話しかけていただけることが多いんですけど、『おお、リチャ!』って、友だちみたいに話しかけてくれる人がより増えましたね。『曲聴いたで、めっちゃいいな!』って。だから次は、僕から話しかけることに挑戦したいんですね。『俺、リチャードやねんけど! 曲出してるんやで!』とか、そんなことをしてもOKになるぐらい、知名度を上げたいです(笑)」

佐野「最近、誠也くんの行きつけのお店で服を買うようになりました。小島くんには『佐野の買う服の値段が上がったことが変化』って言ってましたけどね。これから挑戦したいことは、賞金系の番組に出てまた稼ぐこと。今まで510万円まで稼いだんですけど、ここ2年ぐらい稼げてないので、お財布がカツカツになりそう……。カラオケ、太鼓以外で戦える武器を身につけたいです!」

終始ユーモアたっぷりのトークを聞かせてくれた5人。1stアルバムをひっ提げたアリーナツアーで、タワー点灯ジャックを塗り替えるぐらい、全国を“Aぇ!カラー”に染め上げてほしい!

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
この記事を書いた人

Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Pick Up おすすめ記事

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...