「ビームスF」ディレクター・西口修平さんのアイビーとプレッピーを楽しむルールとは?

これまで、幾度となくアイビーとプレッピーという言葉を使ってきたが、その違いは何かと問われると、答えが見つからない。おそらくそれは、人によって違いがあり、それぞれの考えが存在するから。今回は「ビームスF」ディレクター・西口修平さんにプレッピーとアイビーのルールについてお聞きした。

テイストをミックスさせたルールに縛られないプレッピー。現代的なエッセンスは加えつつ一定のルールからは逸脱しないアイビー。

「その時代を生きたわけではないですが、移民としてアメリカに渡った英国系の白人であるWASPの“自分たちらしいスタイルを確立したい”という想いが根本にあり、『こう着なければならない』という一種のルールがあるスタイル」とアイビーを解釈する西口さん。

正統派なアイテムでややスポーティなドレススタイルを構築しつつ、仕立ての良いブレザーや太ピッチのレジメンタルタイ、大柄でシャドウの入ったブラックウォッチのパンツでモダンな要素を加えている。一方で、プレッピーはテイストの“幅”が増大。

「プレッピーに関してはある意味、“何でもあり”だと思っています。アイビーにTPOに則した“ルール”があるとしたら、プレッピーはそこから外れていくイメージです。シャツはドレッシーなポプリン素材ですし、ほかにもアウトドアやウエスタンという要素をミックスしています。70年代後半に流行したプレッピーと70年代前半に流行したブーツカットを合わせるという、“時代感のミックス”もプレッピー的な精神を表現しています」

【左(IVY)】ブレザー17万6000円、シャツ2万4200円、パンツ5万9400円、タイ2万900円/すべてブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)、ローファー/オールデン、メガネ/アメリカンオプティカル(ともに本人私物) 【右(PREPPY)】ブレザー17万6000円、シャツ2万4200円/ともにブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)、マウンテンパーカ/ウールリッチ、パンツ/リーバイス、ブーツ/トニー ラマ、メガネ/エレーヴ、腰に巻いたニット/オールド イングランド(すべて本人私物)

(出典/「2nd 2025年5月号 Vol.211」)

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なまため
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なまため

I LOVE クラシックアウトドア

1996年生まれ、編集部に入る前は植木屋という異色の経歴を持ち、小さめの重機なら運転可。植物を学ぶために上京したはずが、田舎には無かった古着にハマる。アメカジ、トラッド様々なスタイルを経てアウトドア古着に落ち着いた。腰痛持ちということもあり革靴は苦手、持っている靴の9割がスニーカーという断然スニーカー派。
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