スカーフ使いのコーディネイトを広げてくれるスカーフリングを雑誌「2nd」が別注

ファッションのコーディネイトで意外と重要なアクセントになる首元のアクセサリー。Vゾーンを彩るタイはもっとも一般的だけど、雑誌2nd(セカンド)として今注目なのがスカーフの存在。もちろんタイほどメジャーではないかもしれないけれど、第2の選択肢としてスカーフを推したい。そこでスカーフ使いを楽しめるスカーフリングを企画。メンズアクセサリーブランド「ロンサム」に別注することで、一歩先行くトラッドアイテムが誕生。

コーディネイトの新たな選択肢を与えてくれるスカーフリング。

「トラッド」や「クラシック」を掲げる雑誌2nd(セカンド)にとって、首元のアクセサリーとしてタイに次ぐ第2の選択肢としてスカーフを提案したい。タイとは違い、襟付きシャツだけではなくTシャツやスウェットシャツのような丸首のトップスにも巻くことのできる汎用性の高さが魅力だが、その反面意外と結ぶのが難しいのも事実。

そこで、首元をしっかりとまとめてくれる上にコーディネイトのアクセントにもなるスカーフリングが欲しい!という編集部の要望からこの企画はスタートした。

別注の相手は、クラシックを掲げるメンズアクセサリーブランド〈ロンサム〉。英国アンティークのスカーフリングから着想を得てデザインされたベーシックなスカーフリングはインラインでも人気を博しており、ドレスからカジュアルまで幅広いスタイルに対応する。

今回は、ブランドロゴの刻印の周りにアイビー(蔦の一種)のモチーフをあしらった「アイビースカーフリング」をベースにセカンドのSを刻印してもらった。

素材はブラス(真鍮、銅と亜鉛の合金)に加えて、シルバー925(92.5%が銀、7.5%が銅)の2型を展開。ともに経年変化を楽しむことができ、クロスで拭くことで汚れを取ることも可能だ。

製作はブランドの代表・戸田誠氏の手作業がメインで行われ、ロウで型を作り、熱を加えて空洞ができたところに溶かした銀、真鍮を流し込み、完成したものを磨くという流れだ。手に取ればクラフトマンシップを感じることができるだろう。

暑さが増し、コーディネイトが単調になりがちなこれからの時期にこそぴったりなスカーフとその魅力を倍増させるスカーフリングという新たな選択肢。お気に入りのリングや腕時計の色と合わせて一歩先を行くトラッドスタイルを楽しんでほしい。

クラシックなアクセサリーに定評のある「ロンサム」。

雑誌セカンドと初のコラボとなる〈LONESOME.(ロンサム)〉は、革職人としての顔も持ち、25年以上のキャリアを誇るジュエリー作家の戸田誠氏が2009年にスタートさせたメンズアクセサリーブランド。アイビー(蔦の一種)をあしらったブランドの定番である「アイビー スカーフリング」をはじめ、そのモノづくりの根底にはクラシックがある。ブランドロゴの周りにはアイビー(蔦の一種)の葉をモチーフとした三角形があしらわれている。

セカンドの「S」をクラシックな書体で刻印。

シルバー、ブラス(真鍮)ともにセカンドの頭文字Sを刻印。クラシックな筆記体を採用し、トラディショナルなムードに落とし込んでいる。

スカーフリングの定番である3つ穴仕様。

左右の穴にスカーフの両端を通し、残りの1つの穴にまとめるという3つ穴仕様。リングが落ちないように穴は程よい大きさ(直径約1.5cm)で、首元でコンパクトにまとめられる。

バンダナとも好相性。

編集部私物のバンダナも合わせてみた。エレガントな雰囲気のスカーフにはもちろん、ややカジュアルな印象のバンダナとも好相性で、コーディネイトの幅はさらに広がってくれる。

トートバッグのアクセントにも。

トートバッグにスカーフやバンダナを巻くという定番のスタイルにもスカーフリングは役立つ。シルバーやブラスの程よい光沢はバッグスタイルのアクセントにもぴったり。スカーフを首に巻かないファッションのときはあえてバッグにスカーフを巻くなんていう技もあり。

コーディネイト例。編集部 パピー高野

ストライプシャツ、ハリントンジャケットにオレンジのスカーフを合わせたエレガントなユーロカジュアル。「暖色系のスカーフだったのでブラスのリングを選びました。ヨーロッパスタイルが好きでスカーフはよく巻くのですが、スカーフリングがあることでエレガントさが増していいなと思いましたね」

【DATA】
品名:LONESOME.×2ndアイビースカーフリング
サイズ: 幅19 /  高さ18 / 奥行22mm
バリエーション:シルバー / ブラス
※若干の誤差が生じますことをあらかじめご了承ください。
購入期間:2024年6月6日(木)19:00~2024年7月18日(木)まで
配送時期:2024年9月末頃お届け予定

購入はこちらから!

 

 

この記事を書いた人
2nd 編集部
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