王道アメカジ路線を突き進む! 原宿の「スタイル202」。【最新東京古着店案内】

東京には数多のヴィンテージショップが存在する。休日に1日かけて街を巡り、お宝アイテムを掘り出すのも楽しいもの。そこで、2nd編集部が東京の気になる古着屋をリサーチ!

今回ピックアップするのは激戦区・原宿の新店ながらアメカジの古着店の王道スタイルを貫く「スタイル202」。若きオーナーが特にこだわるスウェットの充実度は見逃せない。

ビンスエ好きにはたまらない新店。

アメカジの古着店。スタイル202は、もはや新鮮にすら感じるこの王道スタイルを貫いた新店だ。

オーナー 山田憲吾さん

202211月、裏原のアパートの一室に店を構えたオーナーの山田さんはまだ28歳。しかしながらアメカジ古着店の西の名門ピグスティにて8年間、バイヤーや店長などを務めキャリアを積んできた。

「この世界ではまだまだペーペーです。アメカジは何しろ奥が深い。ファッションとしての歴史も長いゆえに流行とも密接にリンクしていて、毎年主役となるアイテムが違うのも面白いところです。僕だからできることをやり、アメカジ古着をもっと盛り上げていきたいですね」と語る山田さんは、特にスウェットへのこだわりは一入とのこと。ビンスエ好きにはたまらない新店だ。

「ローブローアートなどが好きですね」という山田さんは、アメカジカルチャー全般に対して造詣がある
山田さんの個人的なコレクションというレコード盤がBGMとしてかかる店内。アナログならではの音質が空間を彩る

2nd編集部が気になったアイテムをピックアップ!

リーの70年代製デニムカバーオール 26,400円

ネルシャツやカバーオールといったアメカジスタイルの代表的なヴィンテージウエアも揃う。何年代のどんな代物かなんて話に花を咲かすのも古着店の醍醐味。

シアーズのモヘアカーディガン 41,800円
60年代製のカウチンニット 44,000円

この時期人気となるニットカーディガンはカウチやモヘアなど幅広いラインナップが揃う。いずれも古い年代のモノながら状態が良く、ファッションピースとして長く楽しめるアイテムとなっている。

リーバイスの501ZXX 495,000円
スプルース製スヌーピーのスウェット 55,000円
チャンピオンのスウェット 35,200円

アナログ盤同様にヴィンテージスウェットのコレクターでもある山田さん。店内にはそんなオーナーのお眼鏡に叶った良質なアイテムが揃う。「思い入れがあるゆえに、スウェットは厳選しています」

DATA
STYLE 202(スタイル202
東京都渋谷区神宮前6-2-4 岡島ビル202
TEL080-7396-8584
営業/13:0020:00
休み/不定休

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20233月号 Vol.192」)