【アメトラショップガイド】ZABOU OSAKA(ザボウ大阪)

個性豊かなスタッフとの交流も含めて、トラッド好きならわざわざ行きたくなるショップを厳選。そんなトラッドアイテムに定評のあるショップにおすすめしたいコーディネイトを組んでもらった。今回は大阪・南船場の「ZABOU OSAKA」をお届けする。

普遍的な格好よさを中心にファッションの楽しさを発信。

同店が誕生したのは1997年6月。それから四半世紀の間、変わらずメンズカジュアルの楽しさを伝え多くの人から支持を得続けてきた。その理由は、単に流行だけを追い求めるのではなく、普遍的な格好よさを表現してきたため。提案した今回のトラッドな着こなしはいい例である。

オーセンティックな“紺ブレ”とファティーグパンツのコンビだが、そのパンツはドレス仕立て。シャツにはシャンブレーを選択するなど、引き締めと抜けのバランスが絶妙だ。人種や性別などあらゆる垣根を超え、どんな人からも好印象を引き出し、様々なシーンに溶け込む。日々の検証を繰り返しながら、そんなデイリーカジュアルを提案する。

ZABOU OSAKAが提案するトラッドスタイル。

エイチバイフィガーのブレザー

シングルの3つボタンの段返り仕様、金ボタン、細めのラペル幅と、往年の“紺ブレ”に倣った直球的逸品だからこそ際立つ仕立ての美しさ。今季より生地を変更しグッとシックな趣に。5万3900円

セロのボタンダウンシャツ

クラシカルなアメリカンシャツをイメージしたゆったりパターンは今の着こなしにも有効。ボックスプリーツゆえラクに着られ、タイのズレを回避するボタン を付けるなど気も利く。1万2100円

ベントレー クラヴァッツのネクタイ

1956年創業の老舗は、裁断以外の工程を自社工場で担いその大半がハンドメイド。多彩な色柄と素材使いに定評があり、本作でも惜しみなくシルクを使用。 気品高く仕上げた。1万1880円

バーンストーマーのボトムス

初登場以降、7年もの間作り続けられている人気作。ジャケットや革靴に合わせる軍パンを、との想いから、40年代、70年代、80年代の軍パンを参考にドレス由来の仕立てで製作。2万680円

リーガル シューアンドカンパニーのシューズ

強靭さがウリのグッドイヤー製法を日本に持ち込んだ張本人だけに、本作でもその良さをしっかり継承。また、ライニングにはゴアテックスを採用。雨天時でも履くことができる。5万600円

ジャベツ・クリフのベルト

英国王室も認める屈指の馬具メーカーの一本は、馬具でも使用されるブライドルレザーへ存分にオイルを染み込ませたことで伸びにくいうえにすこぶる屈強。経年変化も魅力。1万6500円

【DATA】
大阪府大阪市中央区南船場4-14-3 第二飯沼ビル2F
TEL06-6251-9991
営業/12:00~19:00(土日12:00~19:00)
休み/第3水曜

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2022年12月号 Vol.189」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...