冬の日のレザーラヴァーにうれしい「Schott(ショット)」の新作が見逃せない。|Schott Winter Collection

暑い夏から解放され、待ちに待ったレザーの季節がようやく到来。厳冬期に入ってからもコーディネイトの主役としてレザーを着ていたいレザーラヴァーのために我らが愛してやまないショットから、冬専用レザーウエアを紹介しよう。

Schott × TAIONのワンスターにぴったりのダウンが登場!

インナーダウン専業ブランドで知られる「TAION」とショットのコラボレーション。銘品ワンスターにレイヤード可能なインナーダウンをコンセプトにカプセルコレクションを展開する「TAION」が使用する高品質な800fpのダウンを使用した4つの神器をお試しあれ。

Schott × TAION DOWN VEST

レザージャケットをジャストフィットで着用する人にレイヤードしやすいベスト。両サイドの裾にはドローコードが内蔵されているため、裾からの風の侵入をシャットダウンしてくれる。1万6500円

Schott × TAION COLLAR DOWN

アメリカ製のダブルライダースジャケットにアタッチメント可能なダウン入りの襟ボア。チンストラップ付きで防寒性を高め、ややカジュアルなレザースタイルにひと役かってくれる。1万1000円

Schott × TAION DOWN JACKET

ワンスター着用時に干渉しにくい、着丈、身幅、首元の開きを考慮し、リサイズした薄手のダウンジャケット。ポケットも装備されるため、軽アウターとしても活躍してくれる。1万9800円

Schott × TAION SINGLE RIDERS DOWN JACKET

シングルライダースをモチーフに高品質なダウンを採用しデザインされたライダーススタイルのダウンジャケット。カフス部分にはレザージャケット同様、ファスナーが装備される。3万800円

’50年代を思わせるクラシカルでモダンな1着。|Schott D-POCKET RIDERS

1950年代を象徴するDポケットが堂々たる風格のダブルライダース。ワンスターに比べ、緩いボックスシルエットでよりクラシカルさを表現した。革は米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにて75年以上も続くセイデル社でなめされた革を採用。24万2000円

襟に隠されたスナップボタン、先割れの袖、着脱可能なベルトやエポレットレスなど、ヴィンテージディテールが足し引きされた秀逸なデザイン。

革の表面に圧力を加えることで、色や質感など、微細な変化が美しい特殊な加工方法であるプルアップ加工が施されたカウレザーを採用。

アメカジの定番アウター、ファラオコート。|Schott PHARAOH COAT

イタリアンホースを使用したファラオジャケット。ショールカラーの襟は従来よりも長めにデザインされており、スタンドカラーとしても着用可能。両サイドのスラッシュポケットに加えて、左胸の内側にも内ポケットが装備している。18万7000円(11月上旬発売予定)

フロントファスナーは、NYCの刻印が施されたオリジナルパーツ。ハーフ丈のほどよいレングスは、冬のアウターとして活躍してくれるはず。

光沢があり、繊維がきめ細かで上品な印象のホースハイドは、イタリアンレザーを採用。もちろん生産は、本国アメリカの工場にて行われている。

レザー×ナイロンコンビが実物を思わせる。|Schott QUILTED LINER SHORT LEATHER

約0.6㎜厚の光沢あるラレザーを使用し、ミリタリーライナーで知られるCWU-Pをベースにヘビーナイロンとレザーコンビでデザイン。ポリエステル中綿を使用したオニオンキルトによるキルティングが実物の雰囲気を倍増させる。9万4600円(11月上旬発売予定)

フロントはスナップボタンとファスナーによる二重の開閉デザインが採用され、前面からの冷気の侵入をほぼシャットダウンしてくれる。

すべてのパーツをレザーで作らずにポケットや前立てなど、ヘビーナイロンにすることで、封入された中綿とともにライナーらしさを演出。

ゴートスウェードを用いたGジャンタイプ。|Schott SUEDE SHORT HORN JACKET

約1.3㎜厚のやわらかなゴートスウェードを使用したしたGジャンタイプのトラッカージャケット。ゆとりのある身幅と、短めの丈の長さ、素材など、ヴィンテージ感のある雰囲気を纏っている。9万200円

光沢のあるライニングは袖通りが良く脱ぎ着しやすいディテールとなっている。よく見るとブランドロゴが書かれている。

襟、裾裏には表のスウェードとは異なり、ブートレザーが使用されて、ジャケットデザインのアクセントとなっている。

スタイル問わずレイヤードに最適! |Schott BUFFALO LEATHER VEST

約0.9㎜厚のバッファローレザーで作られたベスト。バッファローにしてはシボの少ない、よりスムースに近い個体のレザーを使用し、スプレー染色で色ムラを表現したクラフト感のあるアイテム。7万400円

フロントはブランドネームが刻印されたオリジナルのメタルボタンを採用。リング留めされたチェンジボタン仕様。

【DATA】
Schott Grand Store TOKYO TEL03-3464-1913
Schott WEST TEL06-6535-8786
Schott NAGOYA TEL052-228-1492
https://www.us-onlinestore.com/schott/campaign/lightning/?utm_source=lightning&utm_medium=cpc&utm_campaign=SCH_ad_20241030_Lightning_matome

(出典/「Lightning 2024年12月号 Vol.368」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

Pick Up おすすめ記事

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...