LAの人気セレクトショップクルージングと売れ線アイテム調査の旅 #1 Self Edge

CLUTCH編集部、LAの人気店「Self Edge」へ!

毎年1月と2月は海外のファッショントレードショー出展のため、アメリカやヨーロッパ各国を旅するクラッチ編集部。2016年最初のワールドツアーの締めくくりはアメリカ・ロサンジェルス。アメリカの旧きよきカルチャーが残る都市であり、ヴィンテージファッションはもちろん、サーフィンやモーターサイクル、スケートに関連するファッションの発展は世界一といっていいほど。
そんなロサンジェルスには、我々が行くべきセレクトショップが多数ある。滞在時間わずか半日というキビシイ条件のなか、以前から親しくしているショップへの挨拶も含め、いざ“必修”セレクトショップめぐりの旅へ。さらに、人気店ではいま何が売れているのか? ロサンジェルスのヘリテージファッション事情を調査開始。
まずはここ。ロサンジェルスのなかでも有数のファッションストリートかつ、大人のための落ち着いた雰囲気が魅力のラ・ブレアアベニューにあるSelf Edge
LAの人気#1-1-1200
LAの人気#1-2-1200
「セルビッジ」の語源にもなっているSelf Edgeを店名に冠しているように、デニムへのこだわりが強いショップだ。IRON HEARTやTHE FLAT HEADなどのジャパンデニムを中心に、日本やアメリカの良質なウエアやシューズも取り扱う。店舗はポートランド、サンフランシスコ、ニューヨーク、メキ シコ・サンホセデルカボにもあり、北アメリカを代表するプレミアムデニム&ウエアのセレクトショップとして知られる。
そんなSelf Edgeで、いま売れている商品5つをピックアップ。

1.IRON HEART IH-633S 21oz.

LAの人気#1-3-1200
ヘビーオンスデニムは相変わらず海外でも人気。ロサンジェルスではバイカーからの支持が特に厚い。彼らにとってはもはや「ひとり1本」の領域かもしれない。ヘビーオンスのデニム作りではトップクラスの知名度であるIRON HEARTのラインナップのなかでも、股上やや深め、テーパードシルエットのIH-633Sがロングヒット中。

2.3sixteen SL-100X

LAの人気#1-4-1200
岡山製のセルビッジデニムを用い、アメリカ国内で作る3sixteenのデニムは、シンプルかつ良質、そしてモダンなシルエット展開で人気を集める。ロサンジェルスのSelf EdgeではTシャツ1枚でもスタイリッシュに決まるスリムストレートが好調。

3.GOOD ART HLYWD BELT LOOP BUDDY

LAの人気#1-5-1200
LAの人気#1-6-1200
ロサンジェルスのアクセサリーブランドGOOD ART HLYWDの真ちゅうベルトループバディが上位にランクイン。スムーズにベルトループにひっかけることができ、鍵やウォレットチェーンをつなぐのに便利。主張しすぎないデザインも良い。

4.BUZZ RICKSON’S William Gibson Collection MA-1

LAの人気#1-7-1200
年中通して穏やかな気候が続くロサンジェルスで思わぬアイテムの登場。聞けば、冷え込む朝晩に羽織るために買っていく人や、海外からの観光客に人気なのだという。本場アメリカ人も大満足の本格的なディテールワーク、そしてファッションアイテムとして着こなせるBUZZ RICKSON’S William GibsonコレクションのブラックMA-1は、取材日の時点で残り1着!

5.PF FLYERS

LAの人気#1-8-1200
メイド・イン・アメリカのローテクスニーカーブランドのなかでも根強い人気をほこるPF FLYERSは、どのモデルも全般的に売れている。ジーンズとの相性は言わずもがなGOOD!店内では壁に旧いアドバタイジングをコラージュしており、売り場面積も広い。
他にも、THE FLAT HEADのバリエーション豊富なネルシャツや新しく入荷したYUKETENのブーツもおすすめ。
日本とアメリカの良質なモノ作りがクロスするショップ、Self Edge。ここで売れているモノは世界に認められたプロダクツと言っても過言ではない。日本人としては、こうして日本のプロダクツが海外で評価されていることに嬉しさを感じずにはいられない。
続いて、同じくラ・ブレアアベニューにあるあの人気ショップへ。
Self Edge Los Angeles
144 N. LA BREA AVE.@ BEVERLY BLVD. LOS ANGELES, CA 90036
Tel.(323) 933-9000
12PM-7PM (Mon-Sat)
12PM- 5PM(Sun)
http://www.selfedge.com
(Photo&Text by CLUTCH Magazine 編集部)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

Pick Up おすすめ記事

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...