ノリで始まった、MINIと行く男ふたり旅
都心での仕事帰りに出会ったふたりの男が、無計画にMINI CROSSOVERを走らせて行きついた先は、ふたりだけのシークレットスポット。こだわりの道具で焚き火をはじめ、ワイルドに肉を喰らう。気心知れた男ふたりのキャンプ旅がはじまった。
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夏空の下、ファッション街に現れたMINI CROSSOVER
長かった梅雨がようやく終わりをつげ、気持ちの良い青空と、眩いばかりの陽射しが似合う夏がやってきた。まだまだ大好きなアクティビティを思う存分満喫できる時世ではないが、少人数でのアウトドアなら十分楽しめる時節だ。そんな夏の陽気が漂う日、MINI CROSSOVERを駆って都心のファッション街に乗り付けたのは、猪野正哉だ。
手軽にランチを済ませた彼は、なじみのアウトドアショップに寄った後、道端で誰かと待ち合わせている模様。10分後にやってきたのは、男性ファッション誌を中心に活躍中のスタイリスト、中島貴大。
猪野「あれ、意外と早く終わったね!」
猪野が中島へ投げかける言葉からも、ふたりは旧知の仲であることがわかる。広告メディアの打ち合わせが早く終わり、合流予定だった猪野のもとに、中島は思いのほか早く駆け付けられた。一緒にディナーをと目論んでいた猪野だったが、時計を見ると15時。夕飯にはまだ早い。
中島「ねえ、時間あるから行っちゃう?」
猪野はふたつ返事で
猪野「おお、行く行く!」
乗って触って分かるMINI CROSSOVERのこだわり
ふたりを乗せたMINI CROSSOVERは都会の喧騒を駆け抜け、郊外へ向かう高速道路へ。一体どこへ向かうというのか――。
一般道では気にならなかった高回転域のディーゼルエンジンの心地よいサウンドに酔いしれながら、中島は初めて乗車するMINI CROSSOVERの乗り心地と、ヴィンテージを彷彿させるインテリアデザインの美しさに心を奪われた。
中島「えー、内装ってこんなんなの?しかも広いね!」
猪野「なかなかでしょ」
クルマは郊外へと進み、ドアサイドのスピーカーから流れる高音質のBGMの効果もあって、ふたりのテンションは徐々に上がっていく。
いざ、ふたりだけのシークレットスポットへ
都心からの約1時間もあっという間。弾む会話もそのままに高速道路を降りると、次第に山の風景が視界を覆い、MINI CROSSOVERは徐々に斜度のきつい悪路へと向かう。パワフルな4輪駆動システム(ALL4)で、急こう配の砂利道でもぐいぐいと進む。
中島「すごいな!このクルマ」
猪野「やっぱり4駆ですから!」
開放的な山道から徐々に林道へ入っていき、到着したのは郊外にあるふたりだけのシークレットスポット。ここは、一見さんお断りのキャンプ場なのだ。そもそも、ふたりがここにやってきた理由は……、「焚き火」だ。
実は猪野、千葉県にある「焚き火ヴィレッジ」を運営する“焚き火マイスター”として、メディアでも少し知られた存在。ひと月の半分は焚き火に興じる、文字通りマイスターなのだ。キャンプ場近くの精肉店でA5クラスの霜降り肉をゲットしたふたりは、どうやら焚き火をきっかけに肉を食らおうという算段。
クルマから取り出したキャンプ道具で両手が塞がっているにもかかわらず、足をかざすだけでテールゲートを開閉できる「イージー・オープナー」機能を使って、スマートにテールゲートを閉じる猪野。その近くで手際よくキャンプスペースを設置していく中島。MINIのなかでも、MINI CROSSOVERはフルサイズカーだけあって、ラゲッジスペースには1泊2日のふたり分のキャンプ道具がラクラク収納できる。
キャンプ道具は、テントならスウェーデン発の「ノルディスク」、椅子はヴィンテージファンからも支持されている「カーミットチェア」、ブランケットはアメリカ製の「ペンドルトン」……と、キャンプ好きなら誰もが納得の王道ギアに始まり、入手困難なヴィンテージ物や知る人ぞ知るガレージブランドの話題作まで、ふたりの審美眼に叶ったプロダクトが揃う。
こだわりの道具たちを使って焚き火が始まる
中島「おれやろうか?」
猪野「ダメです!火起こしは俺の役目!」
軽快な会話が飛び交いながらも、日暮れ前にはMINI CROSSOVERの傍らに、ふたりだけのキャンピングスペースが出来上がった。斧で薪を割りながら火起こし準備を着々と進める猪野のとなりで、夕食の支度を始める中島。
調理台のコンロとして使うのは、「スウェーデントーチ」。丸木に十字の切れ込みを入れて、その中に火種を入れると数時間発火し続ける天然のコンロだ。これで、酒のあてになる海老のアヒージョを作るようだ。
一方、焚き火台に着火を試みる猪野。「とくにこだわりはないんですけどね」と言いながら、彼は火起こしにライターや着火剤などは使わないようだ。周囲に転がっている乾いた松の房や小枝を拾ってきて、それをナイフで火付けしやすいように成形していく。用意した焚き火台のうえに、それらをきれいに組み上げていった。
おもむろに取り出したのはマグネシウムのファイヤースターター、いわゆる「火打石」。軽くスパークさせると火花は房に飛び移り、軽く息を吹きかけるとメラメラっと小さな火種が生まれた。手早く成形した小枝にこの火種が移り、数十秒もすれば、立派な炎が立ち上がる。
焚き火を横目に気分が盛り上がったふたりは、前菜のアヒージョができあがったところで……
猪野・中島「カンパ~イ!」
ひとりしきりした後、焚き火を囲って和むふたり。
中島「そういや、服装あまり気にしないね?」
猪野「何?夏でも短パンに白Tシャツはダメっすかね」
中島「本来は御法度でしょ。むしろおれの方が革ベストやミリタリー的なパンツで武装してる(笑)」
猪野「まあ、マイスターなんで……、これがこだわりなんです!」
中島「ああ、ルールがないことがルールね!おれ今いいこと言った?」
猪野「いや、そうでもない……」
ヴィンテージ風のアウトドアギアの脇に配されたMINI CROSSOVERのドア越しに、味わい深くも荘厳な焚き火の風景が移りこむ。夜も深くなり、そろそろ肉を焼く準備を始めるふたり。
思いつきで訪れたキャンプ場を独占するふたり。明日も仕事があるというのに、ここで一夜を明かす模様だ。焚き火のためだけに来た1泊2日の男旅。そんなワイルドで突発的なショートトリップに、このMINI CROSSOVERの存在が欠かせない。
MINI COOPER SD CROSSOVER ALL4
MINIのラインナップのなかでも最も大型サイズのクロスオーバー。都会的なシーンにもアウトドアにもフィットする、オールマイティな機能とデザインが特徴。焚き火マイスターの猪野がドライブしたモデルは、クリーンディーゼルエンジンを搭載したCooper SD ALL4だ。
ALL4(4輪駆動システム)
都会でのスムーズな走行に加え、悪路の斜面もぐいぐい上るトルクフルな走りが真骨頂。また、高く設定されたセミ・コマンド・シート・ポジションにより、前方の路面状況をハッキリと見渡しながら、思いのままに走りを楽しめる。
インテリア
とくに気に入ったのは、操作部分に使われているトグルスイッチや、パネルのトリムを強調するクローム・パーツなど。このような作りこんだ世界観は、猪野や中島が所有する数々のこだわりアイテムのディテールともさりげなくシンクロしている。
イージー・オープナー
オプション装備だがマストなイージー・オープナーは、両手が荷物でふさがっているときなどの開閉に便利。ラゲッジ・フロアの下にはピクニック・ベンチを備え、ソフトな2人掛けベンチに早変わり。
ドアプロジェクター
ドアを開くと、足元に浮かび上がるLEDドアプロジェクター。オーナーの所有欲をくすぐる。
車両本体価格(税込):510万円~
撮影車両ボディカラー:アイランド・ブルー・メタリック
アウトドアスペース「たき火ヴィレッジ<いの>」主宰
猪野正哉(いの・まさや)/写真左
1975年生まれ。千葉県千葉市出身。元モデルという端正なルックスながら、趣味の山登りをきっかけにアウトドアマンに転身。ここ数年は、自信が運営する千葉県の「焚き火ヴィレッジ」の主宰者として、“焚き火マイスター”の称号も。ワークショップや様々なイベントも企画中だ。
ファッションスタイリスト
中島貴大(なかじま・たかひろ)/写真右
1973年生まれ。秋田県秋田市出身。ファッションスタイリストとして男性誌を中心に多くのメディアで活躍中。なかでもアウトドアギアへの造詣が深く、イベントやブランドの企画などで監修を務めることもしばしば。また、サバイバルゲーム好きとしても業界で知られた存在である。
MINI CROSSOVERと過ごす特別な32時間を
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問い合わせ:MINI カスタマー・インタラクション・センター
https://www.mini.jp/
その他のMINIと行く32時間ストーリーはこちらから。
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